Ruby会議について話す前に角谷さんのことを話そう

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Ruby会議2007にスピーカとして参加してきました。とても素晴しいイベントで、色々な人と素敵な出会いがありました。今回のRuby会議2007の裏舞台を支えたスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

さて、そのRuby会議2007について話す前に、運営委員長としてRuby会議2007の成功を支えた角谷さんの話をさせてください。デーブ・トーマスの基調講演を聞いて、ちょっとした昔話をしてみたくなったのです。

私が角谷さんと初めてお会いしたのは、2004年のP of EAA読書会のときだったとおもいます。それまで、何度かオンラインでやりとりしたことはあったものの、実際にお会いする機会はありませんでした。

そのあとの懇親会で、角谷さんはRubyについて、ちょっとしたスクリプトを書くのには利用しているけれども、ふだんの仕事には利用していないと、とても残念そうに言っていました。私は、たまたま自分で書くプログラムの言語を選べる環境にあったので、当時からRubyを仕事につかっていました。そのことを非常に羨しがられたのをおぼえています。そのころの角谷さんは、「(業務アプリ開発は)もうJavaやのうてええがな」とボヤきながらJavaだのSQLだのを仕事で書いていたわけです。

それでも、角谷さんはRuby、Rubyと言い続けていました。そして、角谷さんは仕事にRubyを使えるようになり、いまでは所属する永和システムマネジメントもRubyの会社として知られつつあります。

昨日、一昨日とRuby会議2007に参加された方の中でも、当時の角谷さんと同じように仕事でRubyを利用できずに他の言語やツールを利用しているという方も、まだまだ多いとおもいます。そして、自分の会社じゃRubyは、まだまだ使うことができないと思い込んでいる方も多いとおもいます。

何もしなければ、何も変化は起こらないものです。今、角谷さんがRubyな人たちに囲まれて、Rubyを仕事にできているのも、なにも特別で最初からそうであったわけではありません。そういったことを知っていましたから、今回のRuby会議の成功は個人的にとても感慨深いのです。

Ruby会議2007にかかわったみなさん、本当にありがとうございました。一生の思い出になる素晴しいカンファレンスでした。

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著者について

高井直人
高井 直人
takai@recompile.net

ソフトウェアエンジニア。1977年横浜生まれ。大学在学中からネットワークや情報技術にたずさわる。Web制作会社などを経て、現在はシステムインテグレータに勤務。エンタープライズRubyをテーマに社内標準の策定などに従事している。

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