技術書典7でカスタムキーボード入門書を頒布しました

技術書典7 で国内初(?)のカスタムキーボード入門書を頒布しました。『Learningl Custom Mechanical Keyboard』(通称:白ウサ本)は、最高の打鍵感・打鍵音を目指すカスタムキーボードの入手方法から部品をどう選ぶか、潤滑の仕方など、必要な知識を余すところなく解説する書籍です。電子書籍は BOOTH で、紙書籍は遊舎工房さんの店頭でご購入いただけます。

という宣伝もあるのですが、今回は技術書典になぜ出展したのかという、ちょっと別の話をしたいと思います。

キーボードにこだわるということ

ソフトウェアエンジニアにとって、キーボードは仕事道具です。プロフェッショナルにとっての仕事道具とは、まさに、こだわりの対象であり、ソフトウェアエンジニアにとってのキーボードはこだわりの対象であるべき存在です。

Choco60 という自作キーボードを設計した

同僚と自作キーボードについて話をするたびにでるのが、分割された Happy Hacking Keyboard ( HHKB )が欲しいという声です。 HHKB はプログラマーに人気のキーボードですから、その声が上がるというのも理解できます。そして、一般的に手にはいる自作キーボードキットで、そのまま HHKB レイアウトのものというのは見当たりません。それなら、自分つくってしまいましょうという経緯で生まれたのが Choco60 です。甘くて、みんなが欲しがるチョコレート、 Choco60 はそんなキーボードであったらいいなと思っています。

Cocoa40 という自作キーボードを設計した

ふだん使っていても、手になじむもの、心地のよいもの、心がひかれるもの、そういうものがあります。触れるたびにその良さを発見し、おもわず嬉しくなってしまう、そういう道具に囲まれて暮らしたいものです。そして、自分でつくったものがそういう道具であれば、すごく素敵なことだと思いませんか? Cocoa40 は、そういうものであって欲しいという願いを込めたキーボードです。

Nomu30 という自作キーボードを設計した

今までよく知っていたはずのものが、よく知らないものになってしまう、そんな経験はありませんか? たとえば、濃霧。よく知っているはずの場所なのに、まったく違った風景が広がり、自分がどこにいるのかすら分からなくなってしまいます。ただの自然現象なのに、自身で確固たるものだと考えていたものが揺さぶられます。私にとって Nomu30 は濃霧のように、タイピングとは何か、キーボードとは何か、今までとは違った視点から考える機会となりました。

KBDfans の KBD67 というカスタムキーボードをつくった

キーボードの世界に足を踏み入れてから約半年、ようやく自分で満足できるキーボードを組み立てることができるようになってきました。熟達(マスタリー)には時間がかかります。 KBD67 は、自分の成長を感じることができる一台になりました。

Plaid // Through Hole という自作キーボードをつくった

子どものころ、電子工作って不思議と魅力的にみえたものです。基板のうえに実装された色々な電子部品それぞれが、技術の結晶のように感じたのです。 hsgw さんが設計した Plaid // Through Hole は、そういった電子工作のレトロフューチャー感がただようキーボードキットです。基板上には、ダイオードが整然と並び、マイコンの Atmega328p が存在感を出していて、右上の並んだ LED がアクセントとなっています。

かぎざら屋さんの MiniAxe という自作キーボードをつくった

人には挑戦が必要です。挑戦とは、自分の心地のよい場所から一歩でることであり、苦痛をともなうことです。しかし、それが学びにつながり、人を成長させます。挑戦がなければ、人は学びもなく、成長もしません。自作キーボードの素晴しさは、人に挑戦の場を与えてくれるところです。そういった意味で、自作キーボードキットのなかでも、 MiniAxe は特別な存在です。

Mint60 という自作キーボードをつくった

世の中には、知れば知るほど奥深い世界が広がるものがあります。そのうちのひとつが、キーボードです。自作キーボードをはじめてから三ヶ月ほどとなりますが、つくったキーボードの数は四つ。まだまだ、自分は入門者、ほんの沼のほとりに立ったにすぎないことを実感しています。